あなたのアイシング、間違っていませんか?

2016.04.29
打撲や捻挫などの怪我をして熱を持っている場合は、まず冷やす。これは正しい。
 
では、どのように冷やしているか。湿布を貼る。これは間違いではありません。
 
しかし、湿布を貼って終わりにしていませんか。 湿布を貼る前に、氷や保冷剤でしっ
 
かり冷やしてやるが、正しいのです。何故ならば、湿布は薬剤により冷んやり感じるだけ
 
で、実は冷やしたことにならないからです。
 
 また、湿布の薬剤は直射日光にあたるとかぶれをおこす場合があるので、気をつけまし
 
ょう。極端な事例では、湿布を剥がした1か月後に日光を浴びてかぶれたケースもあるの
 
ですよ。
 
 さて、熱が引いた後、今度は「温めよ」と言われたことありませんか。冷やすから温め
 
るへの切り替へ、このタイミングはどこでしょう。悩ましいことです。
 
整形外科の医師の話では、明確な境界線はなく、感覚的なもの、自分が気持ちよく感じる
 
方法が良いそうです。